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近年、危険物は多種多様化し、私たちの生活に深く浸透しており、多くの危険物に起因する事故が発生している状況です。
また、危険物施設における事故は、一旦発生すれば甚大な被害をもたらす恐れがあり、安全確保対策の重要性はますます増大しています。
危険物の安全を守る活動は、昭和30年代から住民、事業者等の発意に基づき各地で展開され、市町村を単位とする危険物安全地区協議会により、危険物安全思想の普及・啓発を始めとする様々な保安活動が全国的に展開されてきたところです。
昭和40年代からは、都道府県の段階においてもその活動を活性化するため、これら危険物安全地区協議会が相互に連携を図り、都道府県危険物安全協会が組織され、より一層積極的な活動がなされるようになりました。
このような経緯を経て、昭和45年、全国的レベルで危険物関係施設における自主保安体制の充実強化を図り、危険物災害を未然に防止するための全国危険物安全協会連合会が設立されました。そして、昭和63年、全国危険物安全協会連合会、石油連盟、全国石油商業組合連合会、社団法人日本損害保険協会等からの出捐を得て、全国危険物安全協会として財団法人化され、現在に至っています。
当協会は、設立25年目を迎えておりますが、危険物安全地区協議会は50年以上の地道な活動の歴史を有しており、その活動の積み重ねが全国各地における危険物事故の防止に大きく貢献しているところです。当協会としても、今後とも危険物の安全対策を推進する組織として、全国各地の危険物安全地区協議会、都道府県の危険物安全協会連合会と連携を図りながら、危険物取扱者や広く国民に対する危険物に関する安全意識の普及・啓発事業を始めとする保安活動に一層努力していく所存であります。
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